みなさん、こんにちは。株式会社ブラストメディアのウェブサイトへ、ようこそいらっしゃいました。代表取締役の吉田憲司と申します。
1988年7月より、小中学生向けの私塾BLASTをスタートさせ、学校や従来の学習塾といった枠組みでは、得られることのできない理想の教育環境を求めつつ、教育支援を中心に業務を行って参りました。そして、BLAST開始後、19年目にならんとする、2006年7月7日に株式会社ブラストメディアとして、法人設立を行いました。
20年近くに及ぶ、教育業務を通してつかんだことは、すべての人は幸福感を尺度に行動しているということです。刹那的な人生観にではなく、永遠性を帯びた考えの中にこそ、本当の幸福はあるのでは、と考えるようになりました。
ある時、このようなことがありました。
「先生、何で努力せな、アカンのやろね?」(関西弁です)
「そりゃ、成績上がったら、うれしいし、お家の人も喜んでくれるやろ。いい成績になったら、いい高校やいい大学にも入れるし、いい仕事にもつけて、シアワセになれるやろ。いいと思わんか?」
「ふうん。」
彼女はまた、漢字の書き取り練習を続けますが、しばらくして、同じような質問を繰り返します。
「先生、でも、ナンでこんなに一生懸命にせな、アカンのやろねぇ…?」
“あぁ、この子はきっと、漢字練習の繰り返しが退屈なんだろうな、また、同じようなことを質問したりして…”と私は内心、高を括ります。しかし、彼女はこう付け加えたのです。
「どうせ、いつか死ぬのに…」
この時の衝撃を一言で表すなら「ガーン!」といった感じでした。そしてこの後、この一言が、実に大きな命題となるのです。
人間は(もちろん人間だけではありませんが)、どうせ死んでしまうのに、なぜ努力をしたり、一生懸命に頑張ったりするのか。その答えは簡単には見つけられないでしょうが、この部分を避けて、教育者として歩を進めていくことはできない、と感じた瞬間でした。
このことがあって以来、「人の人生にはそれぞれの意味があり、人生という限られた持ち時間の中で、魂とも呼べる、自らの内面を磨くために生きているのではないか」という人生観から、教育を見直しはじめました。「精神性を高めることこそが、人生の目的である」と考えるようになりました。
これらが、株式会社ブラストメディアにとって、コアな思想となっています。「教育の目的は真理の追究」にあり、その一つの尺度として「幸福度」を考えます。教育支援業務を通して、「高度な価値観に基づく仕事を行い、幸福度を追究したい」と考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社ブラストメディア
代表取締役
吉田憲司
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